がん検査の最先端!99%の精度で発見可能!わずか一滴の血液のみで13種類のがん検出!そして尿を一滴垂らすだけの検査も!
99%の確率でがんか見極め僅かな血液でがんを発見!
マイクロアレイ血液検査。人の遺伝子4万4000個を貼り付けたチップに2.5ccの血液から採取したRNAを垂らすと、がんに関連する遺伝子が赤く光る。
それを特殊なスキャナーで読み取りがんの有無を判別。
「早期がんの人をがんと判定できる確率は98%」
検査対象は胃、大腸、膵臓、胆道癌など消化器系。
全国1100カ所以上の医療機関で受診可。
費用は保険適用外で、10万円前後と少々高い。
膵臓専用の検査キットを開発。ステージI、Ⅱの早期癌患者で約80%の割合で陽性反応有。
発現するRNAが部位毎に異なりどの部位の癌の可能性が高いかまで判定可
→との話でしたが、遂に東芝から正式に、1滴の血液からがんを検出できる検査技術を開発したと発表されました。
13種類のがんのいずれかにかかっているかどうかを、2時間以内に99%の精度で判定できるようです。
こちらは2020年から実証試験を始め、数年以内に人間ドックのオプションに盛り込むなどの実用化をめざすそうで、価格も2万円以下で検査できるように目指しているようです。
細かく説明すると、血液中を流れる数ナノメートル(ナノは10億分の1)の「マイクロRNA」という物質の量から、がんにかかっているかを見分けるようです。
約2500種類あるマイクロRNAの一部は、がん細胞と正常な細胞でつくる量が異なることが分かっており、がん検診の目印になると期待されています。
エックス線画像や内視鏡など目視で識別する従来のがん検診では、「ステージ0」といった初期のがんは腫瘍が小さいために発見が難しいですが、東芝が開発した技術では、肺がんや胃がん、大腸がんなど13種類のがんについて、高精度の検出が可能になったと!
従来のようにがんの種類ごとに検診方法を変える必要がなく、受診者の負担も少なくて済みます。
ただ、13種類のがんのいずれかにかかっているかは分かるが、どのがんを患っているかの特定はできないとの事ですが、ここで何かしらの疑いがあれば腫瘍マーカーや画像検査でその部位を特定する事が可能なのでそこはあまり心配不要かと思われます。
続いて、線虫癌検査(N-NOSE)!
尿を1滴垂らすだけでOK!
ステージ0の癌も判別可能。
検査に使われる線虫(シーエレガンス)は、癌患者の尿のにおいを好むのが特徴。
シャーレに尿を1滴垂らし、そこに線虫が集まれば、癌がある可能性は約90%との事。
逆に尿から線虫が離れていけば、その可能性は極めて低い。
検知できるのは胃癌や大腸癌、肺癌など現在18種類。
「ステージ0やIの癌でも高精度で発見できるので、1次スクリーニングに適している」
20年初めにも実用化予定し、検査費用は8000円前後と安価。
現在、線虫を遺伝子操作し、癌種を特定する開発中。
線虫は体長1mmでその嗅覚は、犬よりも鋭いといいます。
このように新しい検査、医療は日進月歩でどんどん進化しています。
今後はがんを初期段階で発見するのが当たり前の時代へ、そしてその先にはがんを治癒できるような医療が待っているかもしれません。
現在がんで苦しんでいる人たちも希望を捨てないでください。
未来はまだ明るいはず!