匿名医師ブログ

こんにちは!匿名医師です、現役医師(専門医取得済)による日記です。一般の方からの質問に答えているのでちょっとずつ載せていきます。http://www.freelifedoctor.com/ よろしくお願いいたします!

5Gの時代到来!そして医療はAIと共に病気根絶の未来へ!四肢麻痺患者が歩行可能に。

皆様、時代が変わっているのは感じてますか? 5Gの時代が来ています。

5th Generationの略称で、第5世代移動通信システムを意味します。

簡単に言うと、高速大容量通信です。

IoT機器、デバイスの普及や進化、技術の進歩により、自動運転など、様々な新しい未来がここ10年で開けていきそうな予感がします。

アメリカは6Gを既に見据えているそうです。

 

今までは良い大学に行き一流の企業に勤めれば勝ち組でした。

しかし、落合さんもおっしゃってますが、これからの時代は覚えるだけでは、成績が良いだけでは生き抜いていけません。

何かを生み出す改革者が生き残っていく時代になってきました。肌でそれを感じてますか?

 

我々医療業界には入り込んではこないと思っていましたが、とうとうAIが入り込んできました。

既に一部ではレントゲンなどの読影においてAIの方が診断率が高いのです。病理の結果も同様です。

これからはレントゲン、CT、MRI全てにおいて、AIが読影するような時代になっていくでしょう。

放射線科の医師にとっては危機迫る状況だと思います。

遠隔医療におけるオンライン診療も同様で、今後はテレビ電話で診察するような光景が当たり前になるかもしれません。

 

そして、AIの能力がAIのもたらすツールで拡大されたら、どれだけのことができるかは想像もつかないし、病気や貧困の撲滅も不可能ではありません。

現在、脊髄損傷の患者さんのためにAIが開発されています。

シリコンチップインプラントと、脳と身体をつなぐワイヤレスエレクトロニックインターフェイスを作れば頭の中で考えるだけで自分の身体の動きを制御する事が可能になります。
コミュニケーションの未来は、脳とコンピュータのインターフェースにあるとホーキング博士は述べています。インターフェースには、頭蓋骨の上に電極をつけるものと、頭蓋のなかに埋め込むインプラント方式のふたつの方法があります。

第一のものは、霜のついたガラス越しにものを見るような感じになる。

二番目の方法のほうがインターフェースとしては優れているが、感染のリスクがあります。

もしも人間の脳をインターネットに接続することができれば、ウィキペディア全体がその人のリソースになることもあり得るということです!

更に量子コンピュータは、人類の生物学的な面まで含めて、いっさいを変えます。

DNAを正確に編集する、クリスパーと呼ばれるテクニックがすでに存在している。これは細菌の防御システムにもとづくゲノム編集の技術で、ターゲットを正確に定め、遺伝コードを編集することができます。遺伝子操作の最良の意図は、遺伝子を修正して、起こってしまった突然変異を元に戻すことにより、科学者が遺伝病を治療できるようになることです。ですが、DNAの操作は非常にナイーブな問題です。

遺伝子工学をどこまでやるかという問題は、これからどんどん緊急度を増すでしょう。運動ニューロン疾患、ホーキング博士のALSのような病気を治す可能性を探ろうとすれば、遺伝子操作という危険性が必ず付きまといます。

しかし、先ほど述べたような、病気が完治する可能性がそこにはある!

 

最近のニュースでは、フランスの研究チームが脳波で操作する外骨格型スーツの実験に成功したとありました。
四肢麻痺患者が歩行可能になる時代が到来してきています。
概要としては、脳波で全身の「外骨格」を操作するアシスト付きスーツを着用することで、四肢麻痺患者が再び手足を動かせるようになったという記事です。
4年前に約12メートルの高さから転落し、四肢麻痺になった28歳の男性患者が参加しました。
2017年、運動機能や感覚を司る脳領域の頭表部に、64個の電極がついた小型のワイヤレスセンサーを埋め込む手術を受け、そのセンサーは脳信号を読み取り、ワイヤレスでコンピュータに送信、変換し、外骨格型のスーツに脳の指令を送って動かすという仕組みです。
考えをセンサーで読み取ることで、画面上のアバターの腕や脚を操作できるようになり、仮想空間で歩いたり、物を拾ったり、拾い上げたりすることもできるようになったのです。
次に、半分に割った白い鎧のような外骨格型のスーツを背面に装着し、シミュレーションプログラムで習得したスキルを試しました。このスーツには14カ所の関節があり、14パターン前後の動きが可能。
6回のセッションにかかる総時間の73%で歩くことができました。

ただし、歩行にはバランスを保つために天井から吊り下げたハーネスを使う必要があります。

また、両手を同時に伸ばして特定の物に触れることもできるようになり、5回試みて成功率は71%でした。なお、合併症はなく、スーツとセンサーのシステムは7週間に1回の頻度で調整が必要。
患者さんは「初めて月面に着陸した人になった気分だった。2年間も歩いていなかったので、どのように立ち上がるのかも忘れてしまっていた」とBBCニュースに語っています。

時代は進化しています。

 

 

一般職に関しても、資格が大きな武器だった時代も過ぎ去ろうとしています。

受験時代に勉強したような知識は全てスーパーコンピューターで賄います。

時代の先を行ってください。

頭を振り絞ってください。

単純作業ではもう食べていけない時代がきています。

人間にしかできない事や、人間の手で作り上げていく事は素晴らしいことだと思います。


我々も、医師の仕事はAIにはできないなんてぬるいことを言っていないで、AIに負けないぐらいのスキルを身につけていかなければいけません。

 

近い将来、身体の臓器も機械に変わる時がくるかもしれません。

あなた達が抱えている病気や苦しみを取り除いてくれる技術が開発されるかもしれません。

iPS細胞もその1つです。

希望を捨てないで下さい。

 

本当に、あなたの病気が治る時代が近々くる可能性があります。

ですが、医療において機械に全てを任せる事はできません。
患者さんを安心させる、コミニュケーションを取る、AIだけに任せるわけにはいかない。


共にゆこう。

 

 

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どう?僕の機械はランクSだよ!